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ノンシリコンだから良いという訳ではない!シリコンの秘密!

ノンシリコンだから良いという訳ではない!シリコンの秘密!

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▶︎今回はシリコンについてのお話しです!

 

 

ノンシリコンのシャンプーが良い?

「シャンプーはノンシリコンが良い?」と聞かれる事が多いのですが、その時に私はいつも「必ずしもノンシリコンが良いとは限らないんです。」とお答えします。

 

シリコンは髪の擬似キューティクルを作ってくれるので髪の手触りを良くする為にはとても効果的なんです。

 

ですがなぜシリコンが悪いイメージがあるのかというと、確かにシリコンの種類によっては頭皮の毛穴のつまりの原因になってしまったり、髪に皮膜を張りすぎてしまってカラー剤やパーマ剤がかかりにくくなってしまう原因になってしまう事もあります。

 

 

ですが、そのシリコンの種類や量によっては髪に対して大きい負担にはならず、むしろ摩擦を軽減出来たりなどメリットある部分も多かったりするのです。

 

 

要は、シリコンの種類によっては髪にとって良いモノ、とも言えるのです。

 

 

 

悪いシリコンと良いシリコンの違い

では、髪にとって負担になるシリコンとそうではないシリコンの違いは何なのか?

 

それは髪の毛にくっつきすぎてしまうか否か、です。

 

 

髪にとって負担となるシリコンは髪に付着してそのまま取れにくく、蓄積されてしまいます。

そうすると毛穴のつまりや、髪のキューティクルの開いたり閉じたりする作用を弱めてしまいます。

 

逆に負担になりにくいシリコンは、シリコンが取れやすいので蓄積されず程よく髪を保護してくれます。

 

シリコンは取れやすい方が良いの?

と疑問を持つ方もいるかと思います。

 

シリコンはある程度はくっつくようにはなっていますがそれがずっと蓄積されるのがあまり良くないのです。

ですので取れやすい、というのは髪に負担がない程度に取れてくれるという意味になります。

 

 

悪いシリコンと良いシリコンの種類

シリコンが取れにくい順番にご紹介していきます。

 

アモジメチコン…取れにくいシリコン

ジメチコン…まあまあ取れるシリコン

シクロ系シリコン(シクロペンタシロキサンなど)…揮発するので取れやすいシリコン

 

 

ですので結論としてはシクロ系のシリコンが入っている物が一番オススメです!

シャンプーなどの裏の成分表示をチャックして選んで頂くのをオススメします♩

 

 

ジメチコンでも全然大丈夫だとは思うのですがアモジメチコンが入っている物は出来るだけ避けて頂けた方が良いのでは、と思います。

 

 

良かったら参考にしてみて下さい!

 

最後まで読んで頂き有り難うございました!