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美容師がオススメするヘアアイロンの適切な温度とやってはいけない3つのポイント!

美容師がオススメするヘアアイロンの適切な温度とやってはいけない3つのポイント!

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▶︎今回はヘアアイロンの適切な温度についてのお話しです!

 

■やってはいけない3つのポイント■

・アイロンの温度が170度以上

・髪がカラカラに乾いた状態でアイロンをする

・髪を引っ張ってアイロンをする

  


 

▶︎アイロンの温度が170度以上

髪の毛は熱にとても弱いです。

ヘアアイロンの温度が高ければ高いほど髪の毛への負担が大きくなり、ダメージやカラーの色の褪色原因になります。

 

出来るだけ温度は低い方が良いので一番オススメなのは130〜140度です。

特に傷みやすい毛先はこのくらい低めの温度でして頂きたいです!

でも、温度が低いとなかなか真っ直ぐにならない…

 

そう思われている方には次の項目をしっかり読んで頂けたら大丈夫です!

 

 

▶︎髪がカラカラに乾いた状態でアイロンをする

これもダメです!

ヘアアイロンの熱で髪の水分はなくなってしまうのに、最初からカラカラの状態だともっともっと髪への負担になってしまいます。

しかもカラカラに乾いた状態でついてしまっているクセを熱の温度だけで真っ直ぐにしようとすると、なかなか難しいです。

それを無理やり真っ直ぐにしようとしてしまう事でヘアアイロンの温度を高めに設定してしまうのです。(低い温度だと伸びない為)

 

アイロンをする前は、霧吹きなどでお水を少し髪に馴染ませたりして、カラカラの状態でアイロンをしないように気をつけて下さい。

かと言って水が滴るほど濡らしてしまうとそのままヘアアイロンをするのは危険なので、濡らしすぎないようにご注意下さい!

湿らす程度で大丈夫です。

 

髪に少し水分が残っている状態の方がクセも伸びやすくなります!

 

お水よりも、ミスト状のトリートメントで髪を湿らす方がより乾燥も防げるのでオススメです!

 

 

▶︎髪を引っ張ってアイロンをする

クセを伸ばしたいからといって髪を引っ張ってアイロンをすると髪の毛に大きい負担がかかってしまいます。

 

アイロンをする際は引っ張りすぎず、熱でクセを伸ばすイメージで使用してください。

 

 


 

以上のこの3つのポイントを意識してヘアアイロンして頂くと出来るだけ負担になりにくくなります。

 

低い温度だとしてもアイロンで髪に熱を加えているという事に変わりはないのでアイロンを良く使用される方はヘアケアもしっかり行ってください。

ヘアアイロンをすると熱処理で髪が逆に綺麗に見えると思います。

なので自分の髪は痛んでいない!と思ってしまいそうですが、それは表面が瞬間的に綺麗になっているように見えているだけであって実際には髪の内部は悲鳴を上げています。

髪本来の美しさを保つ為には内部のケアが必要ですのでお気をつけ下さい!

 

 

最後まで読んで頂き有り難うございました!