セルフカラー本当はやめて欲しい!美容師の本音!セルフカラーするならこの方法で!Part1
セルフカラー本当はやめて欲しい!美容師の本音!セルフカラーするならこの方法で!
こんにちは!
学んだ事をブログでアウトプットして美容師としてのレベルアップをしながらブログの勉強をしているフリーランス美容師ブログのヒカリです!
▶︎今回はセルフカラーについてのお話しです!
なんとなくイメージ的にセルフカラーはあまり良くないという事をご存知の方は多いかと思います。
ではなぜ良くないのか?
そして良くないと知りつつ「セルフカラーするならこの方法で」とあえてセルフカラーの方法を紹介する美容師の本音とは??
その2点、そして本題のセルフカラーの方法レクチャーを3つの記事に分けてご紹介していきたいと思います!
▶︎本記事の内容
- セルフカラーはなぜ良くないのか
- あえて今セルフカラーの方法をお伝えする本音とは(part2)
- セルフカラーするならこの方法で(part3)
▶︎記事の信頼性
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セルフカラーはなぜ良くないのか
>>理由は大きくわけて4つあります!
①髪の毛のダメージになりやすい
②染まりムラが出来やすい
③今後したい色になりにくくなる可能性がある
④染めた後の色落ちが早い
①髪の毛のダメージになりやすい
これはもうとても単純です!
市販のカラー材ってどのカラー材を使っても絶対髪が染まりますよね?
それって何故だかわかりますか?
>>そうです!
どんな髪質でも染まるようにカラーリングのパワーがとっても強いんです!
なので元々の髪質で本当はそんなにパワーの強いお薬を使わなくても髪が染まる方にもとっても強いパワーで染めるので髪の毛への負担が凄く大きいのです。
>>更に元々染めてあった毛先の部分。
本来その部分は美容室でカラーをする場合だと、元々染めていた部分はもうすでに髪の毛に負担がかかっている状態なので、出来るだけ優しい薬剤を美容師側が選定してお客様の髪に合わせた調合をして、出来るだけ負担をかけないようにさせて頂くのですが市販のカラー剤はそんな機転を利かせてはくれません。
「よし!フルパワーで一気に染めちゃうよ!」
ってな感じで毛先まで同じパワーで染めちゃいます。
これが髪の毛のダメージに繋がる大きな理由です。
②染まりムラが出来やすい
ご自分でカラーするとなるとやっぱりムラが出来やすくなります。
今の市販のカラー剤は染める時に扱いやすいようにの工夫が施され、昔に比べるとムラも出来にくくはなっていると思います。
ですが全員が全員、器用なわけではないと思います。
いくら扱いやすように工夫されていても苦手な方には難しい作業だと思います。
そして良くムラになりやすいのが見えない部分、後ろの根元です。
染めた直後は多分ご自分では見えない部分なのであまり気にならないかも知れないですがその後、そのムラを何度も蓄積してしまうと後々大変になってしまいます。
(その根元のムラが伸びると毛先になってしまうので)
③今後したい髪色になりにくくなる可能性がある
これに関しては必ず!というわけではないです。
例えばセルフカラーで赤みの強いカラーにしたとします。
そしてその後に寒色系の色にしたい!という気分になった時に綺麗に寒色系に出来る確率がかなり下がります。
何故かというと、赤系の色味と寒色系の色味は正反対だからです。
こうなると「美容室で染めれば赤系の色から寒色系にも綺麗に染まるの?」
という質問が出てきそうな気もしますがそういうわけではありません。
ですが、市販の薬剤だとどれくらいの赤みが入っているかなどの判断がご自分では難かしいかと思いますが美容室の場合だと美容師が調合するので次回のカラーのお話を含めてだったりお客様の好みを理解しているとそれに合わせて赤みを入れ過ぎないように調整したり、次回のカラーに出来るだけ支障が出ないように考えて調合をするので次のカラーで正反対の色味にしたくなったとしても比較的近づけやすいかと思います。
(必ずしもではないですしその時したい色によって、流石にその色味だと次回のカラーは正反対の色味は難かしいです…となってしまう事もあるかとは思います…。その場合は美容師さん側がきちんと教えてくれると思います。)
ですが結論としてはそうなるリスクがセルフカラーだと高くなりやすい、という事ですね。
④染めた後の色落ちが早い
セルフカラーをした場合、こう感じる方も多いのではないでしょうか?
実際これが一番良く言われる気がします…。
理由は簡単です。
①に繋がってきますが単純にダメージが大きくかかっているからです。
①でお話したようにダメージに繋がってしまうと、表面のキューティクルがしっかり閉じる役割が弱くなってしまいます。
なので閉じれなくなったキューティクルの隙間からカラー剤がシャンプーの時などに洗浄力により流れ出てしまって色落ちに繋がってしまいます。
それに加えてお話すると市販のカラー剤は髪を染める為の染料を髪の内部に入れる時にキューティクルを開いて中に入れるというよりか、髪にドリルで穴を開けてそこに無理やり染料を入れ込むイメージです。
なのでキューティクルを閉じるという作業がないので尚更隙間から流れ出てしまうのです。
逆を言えば美容室で使用するカラー剤はキューティクルを一度開けて中に染料を入れた後にキューティクルを閉じる作業までしてくれるので市販のカラー剤より比較的色持ちは良いと思います。
この4つが美容師がセルフカラーをオススメしない理由です。
次のブログでは続き「あえて今セルフカラーの方法をお伝えする本音」を書いていきたいと思います。
良かったら続いて読んで頂けたら嬉しいです☆
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※一意見なので全ての美容師さんに当てはまるわけではないと思いますのでその辺りはご了承宜しくお願い致します。